7/1/2025

SSIの最新型SR900Fが1インチRDFを高処理量で実現!

高速処理を追求し、燃料化用途に最適化された設計――SSIの新型SR900Fシュレッダーは、大量RDF生産の可能性を新たに切り拓きます。

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SSIの最新型SR900Fが1インチRDFを高処理量で実現!
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産業用シュレッダーメーカーである SSIShredding Systems, Inc. は、急速に進化する廃棄物市場向けに、新たな高速・1軸回転式シュレッダーを発表しました。

新製品「SR900F」は、代替燃料であるRDF(Refuse Derived Fuel)の生産を目的に開発され、従来にない高い処理能力と効率で、1インチ以下の均一な材料を生成します。

SR900Fは単独で開発されたものではありません。

営業部門、エンジニアリング部門、そして長年にわたりSSIを支えてきた顧客との協働によって誕生しました。

SSIのシニアエンジニアである Paul Breithaupt は次のように述べています。
「私たちはお客様をチームの一員と考えています。」

顧客は実際の現場条件や運用上の知見、そして具体的なニーズを提供します。

それらをSSIが長年培ってきたエンジニアリングおよびアプリケーションの経験と融合させることで、目的に特化した専用設計機が完成したのです。

最新型のUni-Shear® SR900F ( SSI工場内)

細粒化処理需要の高まり

燃料製造において、材料を大規模かつ安定して規定サイズに調整できる能力は成功の鍵となります。従来、SSI Shredding Systems, Inc. のRDFシステムでは、2インチ(50mm)以下の材料を生成するために剪断式式破砕機が採用されてきました。

PRI-MAX/一次破砕機で粗破砕を行い、その後Quad/4軸破砕機で最終粒度に仕上げます。このシステムは、重度に汚染された材料の処理に優れながら、最終燃料を2インチサイズに安定処理できる点が特長です。

しかし、1インチ(25mm)燃料への需要拡大に伴い、新たなソリューションが求められました。そこで誕生したのがSR900Fです。

SR900Fの機械設計およびプロジェクトマネージャーであるDave Weltersは次のように振り返ります。「解決策はUni-Shear®1軸破砕機になると確信していました。私たちが長年培ってきた豊富な知識と経験が活かせる分野だったのです。」

1軸破砕機のUni-Shearは、SSIの1軸回転式破砕機/グラインダーシリーズであり、クリーンな材料処理において高い処理能力を発揮します。SR900Fはそのポテンシャルをさらに進化させました。ローター回転数を従来のSR900Gの2倍以上に高めることで、1分間あたりの切断回数を大幅に増加。軽量材料に対してよりアグレッシブな破砕を可能にしています。

SSIのシニアエンジニアであるPaul Breithauptは、「燃料生産は“処理量”の勝負です」と語り、これがSR900F設計の重要な指針であったと強調しています。

目的駆動型設計

プロジェクトの期限を確実に守るため、SSIのエンジニアリング、営業、製造各チームは緊密に連携し、コンセプトから量産化までを迅速に進めました。

プロダクト&デザインエンジニアのJames Luceは「これまで関わったどのシュレッダープロジェクトよりも多くのメンバーが設計に参加しました。そして素晴らしい仕上がりになりました」と語ります。

開発チームはまず、タイヤやASRといった処理困難物向けに設計された中速1軸破砕機SR900Gをベースに改良を開始。燃料などの軽量原料に適合させるため、トルクを一部抑える代わりにローター回転数を向上させ、処理能力を強化しました。

さらに、ローター速度向上に加え、カッター形状を再設計し、第2アンビルベッドを追加。軽量かつ大量処理における性能を一段と高めました。

Breithauptは次のように説明します。
「従来のダイヤモンド形カッターを、より幅広でフラットな形状へ変更しました。これにより切断面積が増え、より狭いシアーギャップ設定が可能になります。また、材料の流れをスムーズにし、スクリーンの排出性能も向上しました。」

ローターと対向する固定刃であるアンビルを追加したことで、1回転あたりの切断機会は倍増し、処理能力をさらに押し上げています。

そして重要なのは、SR900FがSR900シリーズで定評のある優れたメンテナンス性をそのまま継承している点です。

Weltersはこう語ります。
「メンテナンス機構をお客様にご紹介した際、カッターやアンビルへのアクセス性、スクリーンの着脱のしやすさに大変驚かれ、非常に高い評価をいただきました。」

SR900Fで処理した1インチ以下の完成燃料

期待を超えるパフォーマンス

SSI施設内での初期テストでは、その処理スピードと安定性がエンジニア陣の予想を上回りました。

James Luceは笑顔でこう語ります。「コンベヤーがその処理量に追いつかないほどでした。それでいて機械はほとんど無音で、まったく無理をしている様子がなかったのです。」

実機は長年の取引先へ納入され、現場での初期評価も非常に良好です。目標は1インチ以下の製品を毎時20トン生産することでしたが、SSIのSR900Fはその目標を余裕をもって達成。ライン全体の最適化が進むにつれ、処理能力はさらに向上しています。

SR900Fの機械設計およびプロジェクトマネージャーであるDave Weltersは次のように振り返ります。
「コンピューター上でレイアウト設計を行い、それが実機として目の前で動くのを見ました。スイッチを入れると材料が流れ始め、お客様が満面の笑みを浮かべたのです。その瞬間は本当に大きな達成感がありました。」

未来を見据えて

SR900Fは市場へ登場してから間もないものの、現場からのフィードバックはすでに次なる改良へと活かされています。

SSIのシニアエンジニアであるPaul Breithauptはこう締めくくります。
「お客様からの優れたアイデアやフィードバックを取り込みながら、継続的に改良を重ねていきたいと考えています。」

SR900Fは単なる新製品ではありません。それはSSIの姿勢を示すメッセージです。

“高速でありながら、耐久性と信頼性を維持する。”

これはまだ始まりに過ぎません。
しかしひとつ確かなのは、SR900Fが“燃料の未来”を見据えて設計された機械であるということです。

Uni-Shear® SR900F on-site creating RDF fuel product

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