
産業用シュレッダーおよび破砕・減容ソリューションのグローバルリーダーであるSSI Shredding Systems, Inc.は、新たな仕上げ破砕機「Uni-Shear® SR600F」および「SR900F」の発売を発表しました。
SR600FとSR900Fは、高速・大容量処理を目的に設計されたフィニッシャーで、最小4 mmまでの精密な粒度が求められる用途において、細かく均一で安定した破砕後サイズを実現します。
SR600FとSR900Fの追加により、SSIの製品ラインアップは、従来の低速破砕から中速での仕上げ破砕まで対応可能になりました。高速回転するローター、最適化されたカッター形状、さらに1回転あたり複数回の切断機会を設けることで、処理効率と処理能力を最大限に高めています。これにより、優れた単体分離と粒度調整を実現し、破砕後に回収される資源の価値向上につなげることができます。
SSIのセールス&マーケティング担当副社長Dave Flemingは、次のように述べています。
「SSIには、圧縮可能な廃棄物を処理する単体型シュレッダー、混合原料から各素材を単体分離するためのグラインダー、そして今回、前処理された原料を目的の粒度まで仕上げ、高品質な状態にするフィニッシャーが加わりました。これらの機械は、さまざまな原料の最終的な粒度調整工程を担い、市場価値の高い再生資源を生み出します。」

「F」シリーズは、破砕から最終的な粒度調整まで、一貫した破砕処理システムを提供できる米国メーカーを求めるお客様のニーズを背景に開発されました。新しいフィニッシャーは、被覆銅線、ラジエーター、廃タイヤゴム、プラスチック、紙、RDF(廃棄物固形燃料)など、幅広い用途に適しています。
処理する原料やスクリーンサイズ(4~50 mm)によって異なりますが、処理能力は毎時2~25トンです。
SSIのIndustrial Sales SpecialistであるLee Sageは、これらのモデルの追加により、より厳しい粒度仕様が求められる市場にも対応できるようになったと説明しています。
「これにより、SSIの破砕・粒度調整ラインアップが完成しました。例えば廃タイヤ処理では、タイヤを丸ごと投入する一次破砕から、最終的なクラムラバーの製造まで、一貫したシステムを提供できるようになりました」とSageは述べています。
今回の設計で特に重視したのが、産業用破砕設備の運用で大きな課題となるメンテナンスによるダウンタイムの削減です。そのためSSIのエンジニアは、日常的なメンテナンスに必要な工具をわずか2~3種類にまで削減しました。
さらに、機械を運転したままカッターとアンビルのクリアランスを調整できる機能や、15分以内でスクリーン交換が可能な構造など、メンテナンス性と稼働率を高めるための機能を備えています。

SSIのSenior EngineerであるPaul Breithauptは、次のように述べています。
「メンテナンスのしやすさが、SSIと他社製品との大きな違いです。 今回開発した中速シングルローター機は、SSIがこれまで培ってきた高い耐久性とメンテナンスコストの低減という特長を継承しながら、より細かな破砕後サイズを実現しています。」
これらのフィニッシャーにも、SSI製品の特長である堅牢な設計思想が受け継がれています。摩耗の激しい原料を処理する際にも重要部品を保護できるよう、用途に応じた耐摩耗ライナーや内部保護構造を採用しています。
また、最新のプラントレイアウトにも対応できるよう設計されており、破砕後の原料排出には、クリーンでレイアウトの自由度が高い**空気輸送(ニューマチックコンベヤ)**を使用できます。実機テストでも、その有効性が確認されています。

SSIのTechnical SalesであるNathan Wiltは、次のように述べています。
「今回の製品追加により、SSIがすでに展開している多くの市場において、一次破砕から最終的な粒度調整までをカバーする一貫したシステムを提供できるようになりました。また、お客様の目的に合わせて最適な機種を柔軟に選定できるため、用途に適していない機械を無理に使用するのではなく、それぞれのアプリケーションに最適な設備を提案できます。」
SR600FとSR900Fの発売により、SSI Shredding Systemsは、大型OTRタイヤを丸ごと処理できるDual-Shear®から、最小4 mmの粒度まで仕上げるフィニッシャーまで、幅広い破砕・粒度調整設備をSSI一社で一貫して提供できる製品ラインアップを実現しました。

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